2011年12月7日

12月13日から女川町議会が始まります。

女川原発の敷地の一部:タンクが倒れたのはなぜか?(2011.4.16撮影)


多くのみなさんの支持を得て,阿部美紀子が女川町議会議員として初めての議会に臨みます。

  これまで県内で「反原発」(この言葉には異論がある方もいるでしょうから,カッコでくくります)闘争を担っていた方々と意見交換をして,質問内容を精査しました。

言うまでもなく阿部美紀子議員の仕事は「原発に頼らない女川の復興」で,質問内容は多岐にわたりますが,想いを同じくする全国のみなさんに,阿部美紀子議員の 「原発」に関する質問内容を公開します。

質問事項1   「女川の復興に原発は必要か?」 
          
 福島の原発事故以降,9か月を迎えましたが,福島では15万人ともいわれる人々が,ふるさとにいつ帰ることができるかという当てもなく避難生活を余儀なくされています。

 「広島・長崎・ビキニはアメリカによって落とされた爆弾だが,福島は日本という国家によって落された爆弾だ」。これは福島の方の言葉です。
 子ども達が放射線線量計をつける日常。放射線測定をしながら摂る食事。これが「健康で文化的な最低限度の生活」といえるのだろうか。
 女川町民が「健康で文化的な最低限度の生活」を保障されるよう,如何に町民を守るのか。原発が一度事故を起こせば,復興計画も水の泡となることは誰の目にも明らかです。
 たまたま女川原発は事故に至らなかった。だからこそ今,脱原発,女川原発の廃炉に取り組む必要があるのではないか。それが「復興」の第一歩であると考えます。

それ故,次の点について伺いたい。
 1.女川原発の具体的な被害状態,またその修理状況。
 2.女川復興のために,原発は漁業と共存できるのか? また原発は必要なのか?
 3.これからのエネルギー政策として,原子力政策をどうすべきと考えるのか? 



 この質問に,須田町長はどう答弁するのでしょうか?
 
 









選挙期間中。ある仮設住宅で「原発に頼らない復興」を訴える阿部美紀子議員。

 
 
 











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