戸別訪問の目的は当然に「女川原発は安全です」と主張するもの。
筆者宅には12月7日に来たようで,玄関先にパンフレットとカレンダーが入ったレジ袋が置かれていました。カレンダーはすぐに捨てましたが(笑),パンフレットの内容については後日アップします。
東北電力のパンフレットと共に入っていたのが,左の写真のチラシです。
こうした行事は,東北電力の地域懐柔策のその一部に過ぎません。
女川に限らず原発立地自治体では,そうした地域懐柔策が積み重ねられてきました。
福島でも,青森でも,新潟でも,北海道でも,そして宮城では大胆に。。。。
チラシの下の部分を拡大しました。
「共催」団体に注目してください。
この時期にです。福島の原発事故の放射能汚染が子どもたちの健康被害をもたらすことが危惧されるこの時期に。
今まで「共催」してきたから 今年も名義を載せた…というのだったら,生活再建の見通しさえもてない女川町民の心情とあまりにもかけ離れています。
女川で暮らしを再建していいのか?
原発事故の影響が軽減される地域に移転した方が子どものためになるのでは?
これからの女川を担う子どもを育てている年代層は悩んでいます。
その人々が女川に住まない限り,女川の「復興」はありえないのです。
そうした微妙な時期に「共催」として名を提示する女川町と女川町教育委員会。
悩んでいる人々に,「女川は電力と一体なのだ」と宣言するようなものです。
ましてや「教育委員会」が。。。子どもの健やかな成長に責任を持つべき教育委員会が,原発の安全性が信用できないということが明らかになったこの時期に,東北電力の「地域懐柔策」にのっているとは!
悲しいくらい鈍感です。。。。。。
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